北京でのトランジット時間を有効に活用して、観光を楽しんでみませんか?
私はヨーロッパに行くついでに、世界遺産である万里の長城に行ってきました!
トランジットだとあまり時間がないけど、ちゃんと観光できるの?
たくさんのスポットには行けないけど、場所を絞れば十分楽しめるよ」!
本記事では、トランジットでの入国方法やおすすめの観光スポット、万里の長城での観光について紹介します。
本記事の結論をまとめると、
- 中国を経由して第三国・地域へ入境する場合は、72時間もしくは144時間以内に限り入国できる!
- 北京のトランジット観光は万里の長城か北京市内がおすすめ
- 短時間で観光を楽しむならタクシーをチャーターをするのがGood
※記事内に広告プロモーションを含む場合があります。
どんな時に入国できるの?
- あくまでも現在の制度を紹介します。中国は制度の変化が激しいですので、実際に旅行される際はご自身で最新情報のご確認をお願い致します。また、日本国籍であることを前提として説明しています。
中国でトランジットをする場合、以下の3つの条件を満たせば、一時的に入国することができます。
- 有効期限3カ月以上のパスポートを持っていること
- 中国を経由して第三国・地域へ入境すること
- 72時間もしくは144時間以内の第三国・地域への乗り継ぎ航空券または関連証明書類を所持していること
詳細については、以下の記事にまとめていますので、併せてチェックしてみてください!
おすすめの観光方法
中国国内では基本的に日本語も英語も通じません。
また、一部の観光地への入場チケットは記名式になっており、中国で使用できる電話番号やIDがないと予約できないことも珍しくありません。
そのため、短いトランジットの時間で効率的に観光をするのであれば、事前に日本語または英語OKのタクシーをチャーターするのがおすすめです!
私は今回の旅行では北京首都国際空港を利用しました。
調べたところ、北京首都国際空港付近の乗り継ぎ時間で行ける主な観光地は万里の長城か北京市内(天安門広場、故宮博物院、景山公園等)のようです。
初めての中国でしたので、個人的には中国で1番有名だと思っている万里の長城に行こう!ということになり、こちらの「中国の万里の長城へのプライベート乗り継ぎ往復送迎 |中国」を予約しました。
空港から近い万里の長城は「八達嶺長城」と「慕田峪長城」の2つがあります。
メジャーなのは「八達嶺長城」ですがとても混んでいることでも有名ですので、今回は「慕田峪長城」に行くことにしました。
- こちらのツアーのドライバーさんは基本的に日本語/英語がNGのため、会話はすべて翻訳アプリを通すことになりますので、ご注意ください。私は特に問題なく、楽しく過ごすことができました。
トランジットで万里の長城に行ってみた!
こちらのツアーは、通常、空港で拾ってもらって、空港まで送り届けてもらって解散です。しかし、私は乗り継ぎ便まで時間があり、次の飛行機の前に一度ホテルで休みたかったので、
北京空港→万里の長城(慕田峪長城)→夕食→ホテル
というルートに変更してもらいました。
空港付近や万里の長城までの道中であれば、送迎場所や食事のタイミング等、柔軟に対応いただけますので、予約時に伝えておき、実際に現地でドライバーさんにお会いした時に改めて伝えると安心です。
ちなみに食事は食べたいものにあわせておすすめのレストランに連れて行ってくれます。
予約時に到着便を伝えておいたところ、メインエントランスで看板を持ってドライバーさんがお出迎えしてくれました。
入国審査が混んでいて予定よりも30分ほど集合に遅れてしまったのですが、にこやかに対応していただけて助かりました。
ドライバーさんは基本的に中国語しか話せませんので、会話はすべて翻訳アプリを通して行いました。
事前にスマホに入れていたGoogle翻訳アプリとWeChatアプリのトーク機能を使ってやり取りしたのですが、とても便利でしたので、旅行前にぜひインストールしておくことをおすすめします!
またネット環境がないと接続できませんので、eSIM/SIMかWi-fiを用意していくようにしてください。オンライン決済にも使いますのでネット環境は必須です!
私のおすすめはeSIMで、以下のものは日本の会社が出しているのでいざというときに安心です。
スマホにSIMロックがかかっている方やセットアップ方法に不安がある方はモバイルWi-fiがいいと思います。
こちらのグローバルWiFiの「乗り継ぎ(トランジット)オプション」があるので、トランジット観光におすすめです。
空港から万里の長城までは片道1時間半程度です。道中もアプリを使ってフルーツについて楽しく雑談しました。中国は日本よりもはるかにフルーツが安いそうです。実際に道路沿いにフルーツを売っているお店がたくさんありました。
ドライバーさん曰く、中国にくるなら5月か10月がおすすめだそうです。
万里の長城に着いたらドライバーさんから万里の長城に上がるための往復のリフトの券をもらいました。
万里の長城に入場するためのチケットは中国のIDがないと購入できないため、事前にドライバーさんが購入してくれたチケットで入場します。
まずはリフトを使って登ります。スキー場のリフトのようなもので、かなり高いので結構怖かったですが、とても景色がきれいでした。
上に着くといきなり、万里の長城が見えます!とっても大きくて、迫力満点でした!
大昔はここの上を兵士が歩き、時には北方民族と戦っていたことを想像すると歴史のロマンを感じました。
あとはご自身のペースで歩いて見学するだけです。
初見はとても感動しますが、基本的にどこまで行ってもあまり変わりばえしない景色が広がっていますので、どの程度登るかはご自身の体力と相談してください(笑)
道のほとんどが坂で、かつレンガでぼこぼこしている部分も多いですので、行かれる際は歩きやすい靴は必須です。
私は6月に行きましたが、日本の真夏並みの暑さの中、日差しを遮るものが全くないので、とても暑かったです。
一通り見学したら、リフトか長い滑り台(ボブスレーみたいなの)で下に降ります。
滑り台が珍しくて面白そうでしたので、下りは滑り台にしてみました。
その後、降りてきた後、ドライバーさんと合流してお土産売り場へ。
色々おすすめされますが、いらなければ強い心をもってNoといいましょう(笑)
お土産売り場の隣の中華料理を食べて、空港近くのホテルに向かいました。
ホテルについてから、今回のツアーに含まれていない万里の長城への入場料と万里の長城まで上がるためのリフト/滑り台(往復)の料金を支払います。
支払い方法は現金かAlipayとのことでしたので、Alipayで支払いました。
決済に関してはこちらの記事に詳細を書いていますので、併せて読んでみてください!
ここでツアー終了です。
短時間ではありますが、十分、万里の長城を楽しむことができました。
次に中国に行くときは故宮や天安門等、北京市内の観光もしてみたいです!
ちなみに、乗り継ぎのフライトまでホテルで休んでから、航空会社が用意してくれた送迎バスで空港に戻りました。
ツアーを利用して充実した観光を!
今回の記事では、北京でのトランジット観光について、万里の長城を中心に解説してきました。
中国は移動方法や言語の面で不安なところが多いからこそ、多少お値段が高くても、タクシーをチャーターすることをおすすめします。
困ったときにドライバーさんに相談できますし、何より不安が減ることで心に余裕をもって観光を楽しむことができます。
私が利用したツアーはこちらです。ツアー外のお願いでも柔軟にご対応いただけましたし、ドライバーさんはとても丁寧に運転・案内をしてくださいました。(ツアーの最後にドライバーさんと記念撮影するほど、楽しかったです(笑))
最後までお読みいただきありがとうございました。